Kurumi writes

Tech and personal stories


My Reading in February

According to my reading tracker, I read 16 books this month, totaling 4,282 pages. This has to be the most I’ve ever read in a single month!

There were one or two books that I didn’t particularly enjoy, but I still finished them. And if I finished them, that means they’ve become nutrients for my brain in some way. So, I decided to share my reading log. 🧠

My book selection process is similar to shiritori (a Japanese word chain game). I read one book, then pick another one that somehow relates to it, and the cycle continues. In the end, the books I read are all linked like a chain.

This month, two particular chains stood out in my reading: human development and feminism.

One of the most insightful books I read on the topic of development was Ultra Learning: Master Hard Skills, Outsmart the Competition, and Accelerate Your Career by Scott H. Young. This book, written by a self-learning expert, presents nine scientific methods for mastering any skill as efficiently as possible.

Since reading it, I feel more confident in steering my learning in the right direction. For example, if I realize a certain resource isn’t effective, I now quickly switch to another one without hesitation.

One thing I still struggle with is not having a clear mission. I feel pressure to keep learning, but I don’t have a well-defined overarching goal that ties all my tasks and projects together.

Maybe my goal for 2025 should be to find a bigger, long-term objective—something that could define my twenties.

Below, I’ve listed more details and thoughts on the books I read this month. (Sorry only in Japanese!)

In March, I have a conference presentation and a lightning talk (LT) coming up, so I might read up some books about presentation skills.

2月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4282
ナイス数:9

男女平等への長い列 私の履歴書男女平等への長い列 私の履歴書感想
私も、長い列に加わりたい。私の卒業論文が赤松良子賞に選ばれたため、本書を手に取ってみた。私の論文はフェミニズムに関係なく、情報やデータサイエンス関連である。しかし、私のように女性が技術を学べることや、大きな差別を経験せずに就職活動を終えられたことを考えると、私の存在はフェミニズムとは不可分。ここまで来られたのは、長い列に並ぶ偉大な先人のおかげ。
読了日:02月27日 著者:赤松良子
アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? ; これからの経済と女性の話アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? ; これからの経済と女性の話感想
アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?彼の母親。では、彼の経済理論はその母親の行動を説明できるのか・・・?その後も、経済学は合理的な男性をモデルとして展開する。個人的に、ジェンダーの視点を男性中心の領域に持ち込むことが、すごく好き。従来の男性中心システムの脆さがどんどん分かるから。
読了日:02月23日 著者:カトリーン・キラス゠マルサル
世界一流エンジニアの思考法世界一流エンジニアの思考法
読了日:02月19日 著者:牛尾 剛
食べものから学ぶ現代社会──私たちを動かす資本主義のカラクリ (岩波ジュニア新書 980)食べものから学ぶ現代社会──私たちを動かす資本主義のカラクリ (岩波ジュニア新書 980)感想
資本主義は食糧を金融商品にした。巨大企業による原料の大量調達、タックスヘイブンでの税金逃れ、投機筋の投資…これらが食も農地をも金融化する。金融化に伴い、アグリフードビジネスも巨大化した。たったいくつかの企業が産業を寡占する。巨大企業は大量輸入した食品を加工し、大量販売する。とにかく、食はマネーゲームにおける一商品となっており、需要や供給を用いた単純な経済理論で説明がつかない。まずは金融の世界から離れて、自分でお茶を淹れてみること。食や環境は「コモン」である、というところから。企業や政府への提言も気になる。
読了日:02月18日 著者:平賀 緑
学力喪失──認知科学による回復への道筋 (岩波新書 新赤版 2034)学力喪失──認知科学による回復への道筋 (岩波新書 新赤版 2034)感想
大人と子どもがいかに「学習」の意味を履き違えていることか。知識は暗記するものではなく、学び手が創り上げるもの。そして、学び手は、最終的には達人のように、必要なときに取り出せて「使える」知識の獲得を目指すべきだ。しかし、多くの大人と子どもたちは、学ぶことは暗記や速さのレースと勘違いしている。私自身、本書の小学生のような単純な思考を、低年齢から慣習化させていた。小学生が学びの中で知識を創造したように、自分の学習にもplayfulなプロジェクトを取り入れ、他の場面で応用可能な知識を、身体で獲得したい。
読了日:02月16日 著者:今井 むつみ
働くということ 「能力主義」を超えて (集英社新書)働くということ 「能力主義」を超えて (集英社新書)感想
優秀さってなんだろう?当たり前のように「あの人は優秀な人材だ」と言っていたけど、そんな簡単に人を「評価」することなんてできない。私たちの癖や傾向は十人十色。それが仕事内容と噛み合ったときに「優秀」と称される。それは良いか悪いかの判断ではなく、人と仕事が噛み合っているかどうかという問い。そもそも、他者と「働く」ことは他者と「動く」こと。政治的理由から問題を個人の能力で説明しようとしないで、素朴な疑問を口にするにより、組織に蔓延る慣習を問い直そう。私の職場で言われる「優秀さ」はなんだろう?
読了日:02月12日 著者:勅使川原 真衣
A Philosophy of Software Design, 2nd EditionA Philosophy of Software Design, 2nd Edition
読了日:02月10日 著者:John Ousterhout
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につけるやり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
読了日:02月09日 著者:アンジェラ・ダックワース
運動脳運動脳
読了日:02月09日 著者:アンデシュ・ハンセン
NHK出版 学びのきほん 「読む」って、どんなこと? (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)NHK出版 学びのきほん 「読む」って、どんなこと? (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)感想
固定観念を壊してくれる本をたくさん読みたい。教科書に載せられない、びっくり怖気づいてしてしまう本に出会いたい。今の時代、アルゴリズムが本を推薦してくれるから、読書にもエコーチェンバーがあると思う。人が薦める本にアンテナを張ることで、乗り越えられるかな。そして、誰かの人生の結晶のような本も読みたい。読みたいものが、たくさんある… と考えさせられた本でした。
読了日:02月06日 著者:高橋 源一郎
エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化するエフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
読了日:02月06日 著者:グレッグ・マキューン
カナダ―資源・ハイテク・移民が拓く未来の「準超大国」 (中公新書 2835)カナダ―資源・ハイテク・移民が拓く未来の「準超大国」 (中公新書 2835)
読了日:02月05日 著者:山野内 勘二
プログラマー脳 ~優れたプログラマーになるための認知科学に基づくアプローチプログラマー脳 ~優れたプログラマーになるための認知科学に基づくアプローチ
読了日:02月05日 著者:Felienne Hermans
生きづらい明治社会――不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書)生きづらい明治社会――不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書)
読了日:02月04日 著者:松沢 裕作
勝間式 金持ちになる読書法勝間式 金持ちになる読書法
読了日:02月01日 著者:勝間 和代
ULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッドULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド
読了日:02月01日 著者:スコット・H・ヤング

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